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ウイスキーの種類
産地別分類(5大ウイスキー)
(1) アイルランド 英国領北アイルランドを含むアイルランド島でつくられるウイスキー。スコットランドより先に蒸留技術が伝わったと言われ長い歴史があります。 3回の蒸留により、雑味が少なく、マイルドな味わいが特徴。原料は穀物類。木製の樽に詰め、アイルランド共和国あるいは北アイルランドにある倉庫で3年以上熟成させることなどが法律で義務付けられています。 蒸留方法:単式蒸留(3回蒸留)、連続式蒸留
(2) スコットランド 生産地は4大産地に分類されます(ハイランド、ローランド、アイラ、キャンベルタウン)。 近年では、ハイランド地方は広いため、スペイサイド、アイライズを独立した生産地として数え、6大生産地とすることもあります。 原料は、水、イースト菌、大麦麦芽などの穀物のみを使用。容量700L以下のオーク樽に詰め、スコットランド国内の倉庫で3年以上熟成させることなど法律で義務付けられています。 蒸留方法:単式蒸留、連続式蒸留。
(3) カナダ 5大ウイスキーの中でもっとも軽い味わいのウイスキー。 味わいの元は、ライ麦を主原料にしたフレバーリングウイスキー、それに、トウモロコシが主原料の連続蒸留機で雑味のないマイルドな味わいのベースウイスキーをブレンドしたライトな味わいが特徴。 700L以下の木製容器で3年以上熟成させることなどが法律で義務付けられています。 蒸留方法:連続式蒸留(単式蒸留でつくられるものもあります。)
(4) アメリカン 豊かに実る穀物(トウモロコシ、大麦、小麦、ライ麦など)を原料としてつくられます。ケンタッキー州が発祥のバーボンウイスキーが有名、その他にもコーンウイスキー、ライウイスキーがあります。 内側を焦がしたオークの新樽に樽詰めして熟成させます。2年以上熟成させたものは、ストレートバーボンウイスキー、ストレートライウイスキーなどと名乗ることができます。 蒸留方法:連続式蒸留(単式蒸留でつくられるものもあります。)
(5) 日本 5大ウイスキーの中で一番歴史が浅く、スコットランドで勉学を終え帰国した竹鶴正孝氏が中心となりウイスキーづくりを始めました。原料は発芽させた穀類と穀類、蒸留時のアルコール度数は95度未満などが義務付けられています。 蒸留方法:単式蒸留、連続式蒸留(注)蒸留方法について
蒸留:アルコールを凝縮する作業を蒸留と言い、アルコール度数が高くなるだけでなく、香味成分が凝縮して、しっかりした風味のお酒になります。また、蒸留までの製造過程で混ざった不純物や臭みなども取り除くことができます。
単式蒸留:ウイスキーの蒸留方法で、一回の作業ごとにもろみを投入し、アルコール度数を上げるため2〜3回に分けて蒸留するやり方。手間は掛かるがその過程で様々な成分を含み複雑な香味が生まれます。 連続式蒸留:ウイスキーの蒸留方法で、連続的にもろみを投入しながら蒸留する方法。設備近代的でいろいろな穀物に対応でき、大麦以外の穀物を使用するグレーンウイスキーは、この連続蒸留機を用いて90%以上の度数で蒸留されます。
タイプ別分類
(1) モルトウイスキー 大麦麦芽のみを原料とし、糖化・発酵させ、ポットスチルと呼ばれる単式蒸留器で蒸留してつくられるウイスキー。
シングル・モルトウイスキー 単一の蒸留所で蒸留されたモルトウイスキーで、ほかの蒸留所で蒸留された原酒を混ぜていないモルトウイスキー。(蒸留所名をブランド名として使用されます。)
ヴァッテッド・モルトウイスキー 複数の蒸留所のモルト原酒をヴァッティング(混合)したモルトウイスキー。個性豊かな各蒸留所のウイスキーを混ぜ合わせることにより、バランスのとれたウイスキーをつくることができます。
(2) グレーンウイスキー トウモロコシなどの穀類を主原料に、大麦麦芽を加え糖化・発酵させ、パテントスチルと呼ばれる連続式蒸留機で蒸留したつくられるウイスキー。
シングル・グレーンウイスキー 単一の蒸留所で蒸留されたグレーンウイスキーで、ほかの蒸留所で蒸留された原酒を混ぜていないグレーンウイスキー。
ヴァッテッド・グレーンウイスキー 複数の蒸留所のグレーン原酒をヴァッティング(混合)したグレーンウイスキー。
(3) ブレンデッドウイスキー 複数のモルトウイスキー原酒と数種類のグレーンウイスキー原酒を合わせたもの。混ぜ合わせる原酒の種類やブレンドする割合によりさまざまなタイプのウイスキーがつくられます。
ウイスキーのつくり方
ウイスキーの飲み方・味わい方
ウイスキーには様々な飲み方があり、アルコール度数を自分の好みに合わせて調整することできます。
(1) ストレート ウイスキー本来のおいしさをたっぷり楽しめます。ウイスキーをのどで味わうには最適な飲み方です。
(2) オン・ザ・ロック ウイスキーに次第に溶けてゆく氷の軽やかな音を聞きながら、芳醇な味と香りを楽しめます。お気に入りのグラスで味わうのも楽しいです。
(3) 水割り 体調に合わせて水の割合を変え、ゆったりとマイ・ペースで味わうことができます。お気に入りのグラスで味わうのも楽しいです。
(4) ハイボール きりりと冷えたソーダを加えたハイボールは凛とした活きのいい味を楽しめます。
(5) ホットウイスキー 体の内から暖まり穏やかな豊かな時間とウイスキーの柔らかな香りも楽しめます。
その他に、ミスト(たっぷりのクラッシュドアイスにウイスキーを注ぎ、レモンピールを落として飲む飲み方)、トワイスアップ(ウイスキーと同量の水を注いで飲む飲み方)、と言った味わい方もあります。
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飲酒は20歳をすぎてから。 飲酒運転は法律で禁止されています。 妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与える恐れがあります。